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​鉛筆デッサン

美術の基本中の基本である鉛筆デッサン。

対象物(描きたいもの)の形、彩度、印影、傾きなどデッサンを通して学べることは非常に多いです。

デッサンのようなモノクロで描く下書きだけでなく、絵の具を使った着彩のタブロー(本作品)でも道理は同じで学ぶことは多いです。

しかしデッサンが絵画の習得に基本である理由は個人的には”扱いやすさ”だと思います。

絵の具を必要とせず、紙と鉛筆一本あれば絵が描ける手軽さと、黒一色という制限された色(複数の色を使わなくて良い)で描くというシンプルな描画方法にデッサンの下書きや習作(練習)としての真髄があると思います。

当教室では鉛筆デッサンは基礎として、初歩的なレベルまでは習得してもらっています。それはつまりデッサンを描けないまま着彩(水彩、アクリル、油画など)を始めてもらっても根本的な絵を描くという仕組みを知らないので、壁に当たることが不必要に増えるという理由からです。

​「基礎が出来てから始める」まで頑張らなくてもいいですが、せめて「基礎を知ってから始める」方が、デッサンを知らないままでいるよりも絵画の習得には結局近道です。

​※ほとんどのデッサンは2時間以内で描いています

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