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執筆者の写真アトリエよりみち

「14年前ぼくらは美大生だった」













北海道(洞爺湖のキャンプ場にて)


14年前。私は東京の多摩美術大学 美術学部 絵画学科 油画専攻の3年生でした。 そのとき出逢った唯一の仲間と人生を大きく変えるキッカケになった「自転車の旅」。あの時からお互いが美術の道から反れることなく、どうにかやってこれました




___最近久々に多摩美術大学のときの友人から連絡が来ました。 私の数少ない友人の一人で、多摩美では彼ひとりしか友人が居ませんでした。

もう14も前の話です。 自分も若造だったのに今は中年。 でも不思議です。心身ともにまだ若いから(笑)。



旅をとおして


大学3年の時に一緒に横浜~青森~札幌まで自転車で野宿しながらボロボロになって何日も旅しました。「なにか凄い大きなこととをやってた大切なナニカに気が付きたい!」そう思って、毎年旅をしていました。

旅することはとても有意義なことです。

連日一日中そとで過ごすと、今自分がいる地球の流れを感じます。

朝日が昇り車や人々が動き出し、日が暮れてから夜がとても長いこと、深いことに気が付くと思います。

そのとき自分の人生や大切な何かに気が付くはずです。「僕は何がしたいんだろう。」「私は何をして生きていきたいのだろう」。

なにが大切でなにが無意味なことなのかを気が付いたら、その大切な指針を胸に抱いて日常を過ごせるんです。


人生は短い。 今しか出来ないことが有ります。

若い時にしか出来ないこと、たくさん挑戦して弱かった子もたくましくなっていくんだと思います。




「夢なんか見ない方が良い」という言葉に対して

近年「夢なんか見ない方が良い」というな言葉がネット上で話題になったりしました。

夢を見たって叶う人はほんのひと握り、だったら初めから現実を観て生活しようということです。

北海道の農家でバイト中に観た夕日



皆さん思うことに違いはあって当然問題ありません。

私も確かに理解する部分はあります。

しかし私はそこには違った意見があります。

「夢」持つことを強要してはいけませんが、「夢」はやっぱり持ってほしいんです。

なぜなら夢は叶う叶わないよりも、夢を持って生きると希望が湧いてくると思うからです。

夢が無い人に価値が無いということではありません。

夢を持って生きるということは、人生という大航海への道しるべになるからです。

夢があれば辛くても生きられるんです。パワーが生まれるんです。

だから例え叶わなくても、夢を持って生きることは自分を見失わないための強固な軸にもなると思います。

私自身も「夢」があるから生きています。


もし叶わないと思ったら、他の夢に切り替えて生きます。

若い人たちもそうでない人たちも誰でも「夢」を持ってそこに向かって生きるって素敵なことだと思います。

と言っててもまずは、人生の先輩である私がその背中をこども達にみせてあげないといけないかなと思います。戦って負けても前に進む姿はカッコイイと思ってもらえたら。


なんでこの歳まで夢みてるのでしょうか。10代の時に引きこもっていたからですかね。中卒で高校に進学せずに引きこもりながらバイトだけしていた日々。失われた青春を今取り戻そうとしてるのかもしれませんね(笑)。

未熟者ですが、死ぬまで挑戦していきたいです。



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